百度Apollo、中国国内初の無人運転道路テストナンバープレートを取得

 9月15日、「湖南アポロ智行」という自動運転企業は、(湖南省)長沙市工業情報化局、公安局、交通運輸局、都市管理総合法執行局、湘江新区管理委員会産業促進局の5部門が共同で発行した全国初の自動運転車無人運転テスト許可を取得した。同社の自動運転チームは、安全要員を外して、長沙市の開放道路で完全無人運転の走行テストを実施することができるようになった。

 「湖南アポロ智行」は、百度が地元投資会社とテック企業と、2019年4月に共同で設立した自動運転企業だ。これに先立ち、百度Apolloは、2018年に長沙市と提携関係を構築し、今年4月から、一汽と提携して改造した紅旗EV Robotaxiを使って、地元の一般市民に試乗サービスを提供している。

 15日同日、長沙市はコネクテッドカーの実用化推進案、走行テストエリアの拡大案、走行テスト規定、およびテスト道路のルート選択案を含む4つの文書を発表し、「湖南アポロ智行」に30枚のテスト運営許可証を発行した。

 現在、百度Apolloは27都市で走行テストを行っており、走行距離は累計600万キロを超え、延べ10万人以上の人に試乗を体験させた。安全要員なしの完全無人運転について、2019年に北京市海淀市、順義市、石景山市、亦荘市など複数のエリアの閉鎖または半閉鎖道路でテストを実施し、現在、累計10万キロ以上の走行距離を稼いでいる。


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