百度はBlackBerryと提携、QNXでApolloプラットフォームをアップグレード

最近の報道によると、百度はBlackBerryのQNXシステムを傘下のApollo自動運転車プラットフォームにバインドする。同時に、BlackBerryも今後はより成熟したインフォテイメント(車載情報娯楽)システムを開発し、これをApolloプラットフォームに融合させる。

百度のApolloプラットフォームは、自動車業界と自動運転提携パートナー向けに開発されたソフトウェアプラットフォームで、車両のハードウェアシステムを組み込み、完全な自動運転システムを迅速に構築できるように支援するものだ。発表されたばかりの「北京市自動運転車両試験走行レポート(2019年)」で、百度Apolloは52台のテスト車両(40台は有人テストが許可されている)と75万4000キロメートルの年間テスト走行距離を伸ばし、全テスト企業の中で最も多くのテスト走行実績を保持し、テスト走行距離が最も長い企業となっている。

一方BlackBerryのQNXシステムは、インフォテイメントと地図ナビゲーションシステムの面で優れた実績を持ち、高い評価をうけている。百度Apollo自動運転システムにBlackBerry QNXシステムがバインドされた後、百度の多くのソフトウェア製品をQNXインフォテイメントプラットフォームに統合することが可能となる。両社の提携により、百度は自動運転車の量産目標にも一歩近づくことになる。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202003/4I70161076C601.shtml

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