さらに4社加盟、百度Apolloファミリーは178社に

 百度Apolloの公式アカウントはこのほど、自動運転開放プラットフォームApolloが新たな提携パートナーを迎え、自動運転スタートアップ企業のWhite Hino、広東交通計画設計研究院、上海都市建設設計研究総院、同済大学建築設計研究院が百度のApolloファミリーのメンバーとなったと発表した。

 White Ninoは過去の記事で紹介したが、元百度の無人車チームの主要メンバーが創業したスタートアップ企業だ。現在、White Ninoの業務は無人即配車の研究開発に重点が置かれており、いくつかの製品はすでに北京中関村環境保護産業モデルパークでテストと試験運営を行っている。White Hinoは自社の路車協調関連製品とソリューションに百度のApolloプラットフォームを搭載する。今後、両社は共同で全国各都市のスマート交通モデル事業に参加する予定。

 White Nino以外の3社はいずれも地方設計機関だ。百度はこうした地方設計期間と戦略的提携を行っているも、提携の重点はそれぞれ異なる。広東交通計画設計研究院と提携してApolloプラットフォームに基づき、自動運転、路車協調、コネクテッドなどのシステム分野に知能化ソリューションを提供する。同済大学建築設計研究院との提携は、情報化と工業化の融合を実現するためだ。上海都市建設設計研究総院と提携することにより、共同でビジネスモデルを模索し、技術の製品への移行を加速させる。

 2019年12月、百度Apolloは自動運転オーブンプラットフォームをベースにアップグレードを行い、路車協調、コネクテッドの2つのオーブンプラットフォームを発表した(過去記事をご参照ください)。百度によると、Apolloは世界で36000人の開発者を擁し、エコロジーパートナーは178社、56万行のプログラムコードをオープンにしている。

 新型コロナウイルス感染期間中、百度のApolloプラットフォームのパートナーである新石器(Neolix)智行者(Idriverplus)金龍バス、悟牛科技、中科慧眼(Smarter Eye),White Ninoなどは,数多くの低速無人配送車を疫病対策に投入し,食事の配達,消毒清掃,物流などの業務を担っている。

Neolixの移動販売無人車


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202003/4I70161373C601.shtml

2117