Innoviz社は陝汽大型トラックと提携し、中国で600台の自動運転トラックを配備へ

 ロイター通信を引用した中国メディアの報道によると、現地時間2月12日、イスラエルのInnoviz Technologies社は、中国陝汽大型トラック社と提携して、中国最大の港湾で自動運転事業を共同で行うと発表した。同プロジェクトの第一段階では、Innoviz社製のレーザーレーダーInnovizProを同港の自動運転の実証実験に用い、最終的に同港で自動運転大型トラック600台の配備を目指す。

 Innoviz社はMEMS技術に基づいて2種類のソリッドステート・ハイブリッド・レーザーレーダーのInnovizProとInnovizOneを開発した。このうちInnovizProは、工業グレードの製品で、探知距離が150メートルに達し、輸送車、鉱山、物流団地などの低速自動運転シーンに適している。InnovizProは、高密度3D点群を高精度で作成できる。実証実験では、InnovizProが時速30キロ未満の自動運転車にセンシング、マッピング、ポジショニング機能を提供する。Innoviz社のう一つのレーザーレーダーInnovizOneは、自動車グレードに特化して設計されており、探知距離が250メートルに達し、L3-L5クラスの自動運転車の需要を満たしている。BMWのプレインストール量産の受注を獲得したのがこのレーザーレーダーだ。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202002/15I70156715C601.shtml

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