上海工場の週間生産台数は5700台、テスラは今年50万台目標を達成へ

 メディアの報道によると、テスラの上海メガファクトリー(以下は「上海工場」)は11月にModel 3を週5700台生産する計画で、この水準を維持すれば、今年50万台の目標達成が可能になる。

 毎週の生産目標に基づいて計算すると、上海工場は10月にModel 3を22400台生産したはずだ。乗連会(CPCA)によると、テスラ中国は10月にModel 3を22万929台生産し、予想と目標を上回った。

 11月のテスラ上海工場の目標は1日800台で、工場が週7日フル稼働とすると週5600台を生産し、11月に22800台を生産することができる。10月の実績を踏まえると、11月も目標達成の公算が大きい。この水準を維持すれば、上海工場は第4・四半期に6万台以上を生産する可能性がある。上海工場は、テスラが2020年に50万台を生産する目標を達成する上で重要な役割を果たす。

 今年の第1四半期の終わりと第2四半期の初めに、フリーモント工場はコロナ感染拡大で数週間操業を停止した。当時、テスラにとって2020年の目標達成は遠のいていたように見えるが、2020年第2四半期の決算電話会議で、テスラは50万台の目標を修正しなかった。

 最近の第3四半期決算の電話会議で、テスラの最高財務責任者のZachary Kirkhorn氏は、「今年初めの営業中断にもかかわらず、2020年に50万台を納車するという目標を達成する見通しだ。完全に達成するまではまだ険しい道のりだが、全社的に厳格に実施することで達成できると信じている」と述べた。


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