テンセント、次世代スマートコックピットソリューション「TAI4.0」を発表

テンセントは11月4日、「2021テンセントデジタルエコ大会・スマートモビリティフォーラム」で、次世代スマートコックピットソリューションプラン「TAI4.0」を発表し、「新運転、新接続、新空間」を中心とする次世代コックピット体験を提案した。

自動車ポータルサイトの「蓋世汽車」は、TAI4.0のコネクテッド機能が全面的にアップグレードされたことを報じた。例えば、車載版WeChatにより、ユーザーは音声対話で車両の位置を友達に共有できる。友達がレストランのミニプログラムを送ってくれば、ユーザーも車載版WeChatを経由で車載カーナビに接続して、ナビすることができる。このほか、TAI4.0には「全民K歌」アプリの車載版が追加され、スマートコックピットシステムと結びつけてカスタマイズを行うことで、ユーザーに独自の車内エンターテインメント・インタラクティブ空間を作ることができる。さらに、同社は車載版「テンセント会議」を追加し、クラウド環境を社内に持ち込み、家族のビデオパーティーや職場とのビデオ会議などのニーズを満たすことができるようにした。

また、「人と車の共同運転」のために設計された次世代地図「スマートドライブマップ(騰訊智駕地図)」を発表した。説明によると、同技術は、高精度地図、ADAS地図、SD地図のデータを「1枚の図」で表現し、車線レベルの正確なナビゲーションをサポートできる。テンセントのスマートドライブマップは、人による運転、高度運転支援、スマート運転などの異なる運転モードに合わせて、車線レベルから経路レベルの地図まで、地図タイプを自動的に切り替えることができる。

テンセントによると、テンセントスマートドライブマップは来年第2四半期に正式に量産化される。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202111/4I70279086C601.shtml

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