BYD、ガソリン車生産停止を宣言した世界初の自動車メーカーに

 一部のメディアは、BYD側から得た情報を伝えた。それによると、BYDは4月3日、戦略発展の必要性に基づき、2022年3月からガソリン車の生産を停止し、今後は自動車分野でEVとプラグインハイブリッド車事業に注力すると発表した。

 販売データによると、BYDの3月の乗用車の販売台数は104338台で、電動化率は100%に達している。うち、EVは53664台、DMプラグインハイブリッドは50674台を販売した。今年1-3月の同社の新エネルギー車乗用車販売台数は28.5万台に達したのに対して、1-3月のガソリン車の月次販売台数はそれぞれ2254台、2795台、0台であった。3月の実績を見ても、BYDはすでにガソリン車の販売を停止した世界初の自動車メーカーとなった。

 BYDは、既存のガソリン車ユーザーの扱いについて、販売した製品の全ライフサイクルで部品供給やサービス提供を保障すると説明した。

 また、BYD側は、同社の戦略調整が国の「カーボンニュートラル」戦略目標と一致していると説明したうえ、「イノベーション」、「グリーン」の新発展理念を堅持し、革新技術を原動力に、自動車業界の変革をリードするとの意気込みを見せた。

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