CATL、フォードと共同で米国に動力電池工場建設へ

2月14日、CATL(寧徳時代)とフォードは、共同で米ミシガン州に35億ドルを投じて動力電池工場を建設することが報じられた。フォードは同工場の建屋やインフラ設備を含め、フォードが100%所有し、フォード社の労働者が製造を担当し、CATLは製造技術を提供するだけという新しい提携方式が採用されるという。

報道の事実関係について、CATL側は、フォードからの要請を受けており、ミシガン州に動力電池工場の建設を準備すると同時に、特許ライセンスを許可すると説明して、フォードとの提携を認めた。

海外メディアの報道によると、今回の動力電池工場は、リン酸鉄リチウム電池を生産する工場であり、デトロイトの西約160キロに立地する予定である。約769ヘクタールの敷地で2500人の雇用を創出するという。

また、フォードは2023年に、リン酸鉄リチウム電池をフォードのMustang Mach-EとF-150 Lightningモデルに搭載することで、生産能力の向上と納車スピードの加速を図る。

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