CATLの2019年売上高は54.63%増で、動力電池の出荷量で世界トップに

 4月25日夜、CATLは2019年度決算結果を発表した。CATLの売上高は前年比54.63%増の457.8億元、株主に帰属する純利益は45.6億元で、前年比34.64%増加した。営業外損益を差し引いた経常利益は前年比比25.15%増の39.15億元だった。2019年の売上高の伸び率は前年を上回り、経常利益率は前年を下回った。

 決算発表を受けて、翌日にCATLの株価は1.38%上昇し131.69元に達した。

 四半期別のデータを見ると、CATLの売上高と純利益は季節性が強い。現在、収入源の84.27%は動力電池で、新エネルギー自動車の生産販売が盛んな時期に大幅に増加した。

 収入の構成では、CATLの動力電池システム業務は主要業務で、売上高に占める割合は1.48%上昇した。リチウム電池素材事業は売上高に占める比率が13.04%から9.4%に低下した。新規のエネルギー貯蔵事業は若干上昇しているが、規模はまだ小さい。

 2019年、中国の新エネルギー車の生産と販売はそれぞれ2.3%と4%減少したが、CATLの動力電池システム業務は逆に拡大しており、生産能力は前年比90.04%増の40.25GWhだった。エネルギー及び二次電池の調査コンサルティング会社のSNE Researchによると、CATLは動力電池の出荷量で世界トップであり、それにパナソニックとLG化学が続いている。


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