Horizon Roboticsと英博超算、戦略的提携協定を締結

エッジAIチップスタートアップ企業のHorizon Robotics(地平線)と総合通信ソリューションのプロバイダであるZTE(中興通訊)の子会社の英博超算(深セン市英博超算科技有限公司)は1月19日、製品と技術に関して戦略的な提携関係を結び、スマート運転AIソリューションを共同で開発し、スマート運転の国内市場への進出を加速させることで合意した。現在両社が共同で開発中のスマート運転ソリューションは、2020年に某メーカー車種に搭載させて量産化する予定。

英博超算総経理の田鋒氏は提携調印式で次のように語った。「Horizon Roboticsはコンピューター・ビジョンとディープラーニングの面で大きな蓄積があり、弊社はZTEの1級子会社として、技術開発、サプライチェーン、製品製造などの面で先天的な優位性を有しており、今回の提携は両社の強みを十分に活かし、スマート運転計画の量産化を加速させる」と述べた。

Horizon Robotics副総裁兼スマート運転製品ラインの張玉峰氏は、「Horizon Roboticsと英博超算の提携は、Tier 2とTier 1の連携を加速させ、ADASの国産化を推進する重要な一歩だ」とし、「両社が共同で商用価値のあるスマート運転製品を作り上げることで、自動車産業のモビリティ化への移行を推進するのに役立つ」と述べた。

Horizon Roboticsと英博超算は、中国の自動車メーカーと自動運転企業に高性能、低消費電力、車載グレード、開放的なコンピューティング・プラットフォーム・システム製品を提供し、L1-L4級の自動運転シーンをカバーし、スマート運転の中国市場での発展と商用化のための堅実な基礎を築いていく。

Horizon Roboticsは同日、ZTEと戦略的提携を実施し、両社は5GとエッジAIでコネクテッドカーの発展をサポートすることで提携を深めていく予定。


参考記事:https://www.prnasia.com/story/270975-1.shtml

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