トヨタ紡織、北京モーターショーでDiDiとの提携製品を展示

 トヨタ紡織は2024年の北京モーターショーで新しいプロジェクトを披露しました。特に注目を集めたのは、トヨタ紡織が提示した空間コンセプトモック「LOUNZE」で、自動運転車両のスマートコックピットプロジェクトの最新研究成果が展示されました。

 このコックピットでは、シートのリクライニングや回転機能、長いスライドレールを使って、多様なシートアレンジが可能です。また、シートには間接照明が施され、天井には星空照明が設置されており、自宅のリビングルームのようなくつろぎの空間を演出しています。

 空間コンセプトモック「LOUNZE」の展示に加えて、トヨタ紡織はDiDiとの自動運転プロジェクトで協力し、プライバシーオーディオヘッドレスト、乗り物酔い軽減システム、シート振動お知らせシステム、UVC-LED車室内除菌システムなど、複数のスマートコックピット技術を実車に応用しています。

 これらの技術の応用により、乗客の快適性が向上しただけでなく、車両のスマート化と安全性も強化されました。今回の出展は、トヨタ紡織が異なる消費者ニーズに対応する独自の知識と革新性を示し、自動運転分野での技術力と先見性を証明したと評価されています。

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