日産自動車、中国を輸出拠点にする可能性を検討中

12月17日、日産中国は、清華大学との共同研究センターを設立し、今後同社は中国の研究開発資源を活用して電動化開発を加速し、中国で開発・製造した車種をグローバル市場に投入すると発表しました。

日産(中国)投資有限公司の松山昌史総経理によれば、日産は中国で生産・開発したガソリン車および新エネルギー車を海外市場に輸出する予定です。

現在、日産は中国市場に6つの工場を持ち、年間生産能力は200万台に達しています。一方、日産中国が発表したデータによると、今年1-11月の乗用車と軽商用車の2大事業部門を含む日産の累計販売台数は69.49万台で、前年同期の97.5万台から28.7%減少しました。

中国市場でガソリン車の需要が低下していることを背景に、日産を含む多くの外資系メーカーは海外市場に注力し、中国のサプライチェーンを輸出拠点として、ガソリン車の過剰生産能力に対応しようとしています。一部のメーカーは中国の電気自動車分野における先行の優位性を活かし、自社の知能化と電動化を推進したいと考えています。

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