メルセデス・ベンツ、中国を電動化戦略の中心に2025年から

 海外メディアによると、メルセデス・ベンツグループの取締役会会長でCEOのOla Kaellenius氏は最近、ドイツメディアの取材に応じて2025年から中国がメルセデス・ベンツの電動化戦略の中心になるとの見通しを示しました。

 このために、Ola Kaellenius氏はメルセデスがデジタル化と同じように電子アーキテクチャを完璧に把握していなければならないと述べています。

 メルセデスの幹部はさらに、MB.EAプラットフォームをベースにしたモデルを中国で発売する計画が進行中であり、新モデルは地元顧客のニーズによりよく対応できるよう評価されていると述べました。そして、新モデルではスペースやデジタル化されたコンテンツにも重点が置かれる予定です。

 中国はドイツの自動車メーカーにとって最も重要な市場です。しかし2022年までに中国の電気自動車市場の81%は地場ブランドによって支配されていると、Counterpoint Researchの調査結果が示しています。また、中国資本もメルセデス・ベンツの大株主の一部であり、同社の上位2大株主は北汽集団と吉利董事長の李書福氏です。

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