NIO、ノルウェーで初のバッテリー交換ステーションを建設、現地ユーザーの92%がBaaSプランを選択

 自動車情報サイトの「電動邦」が海外メディアの報道を引用したところによると、NIO(蔚来)はこのほどノルウェーで初のバッテリー交換ステーションを設置し、テストを行っており、今年9月に発売されたES8車種にバッテリー交換サービスを提供する。公開された写真を見ると、ノルウェーのバッテリー交換ステーションは中国国内と同じ設計になっている。

 計画によると、NIOは2022年末までにノルウェーに20カ所のバッテリー交換ステーションを建設し、同ネットワークをノルウェーの5大都市とその主要道路周辺に拡大する。

 NIOは2025年末までにバッテリー交換ステーションを4000カ所に拡大する計画で、海外の1000カ所を含め、その多くが欧州に拠点を置く見通しである。

 NIOのCEOの李斌氏は、第3四半期決算会議で、ノルウェーのユーザーの92%がBaaSプランを選択していることを明らかにした。これは、ユーザーが車を購入する際にバッテリーを含まず、月々のレンタル料としてバッテリー使用料を支払うことを意味する。

 2021年9月時点のデータによると、NIOは中国で500カ所以上のバッテリー交換ステーションを設置し、400万回のバッテリー交換を完了した。11月3日の時点で、600カ所を超えている。

 NIOが2021年4月に導入した第2世代バッテリー交換ステーションでは、1日(24時間)最大312回のバッテリー交換が可能で、1回の交換(駐車を含む)に平均4.6分かかる。


参考記事:https://www.diandong.com/news/159809.html

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