2月の新エネルギー乗用車卸売販売台数は10万台

 乗連会(乗用車市場情報連席会)は3月9日、2021年2月の全国乗用車生産販売データを発表した。

 2月の乗用車市場の小売台数は117万7000台。コロナ禍の影響を最も大きく受けた2020年2月に比べ371.9%増、2019年2月に比べ0.3%増と、2019年からほぼ横ばいだった。

 2月の新エネルギー乗用車卸売販売台数は2020年2月比640.2%増、前月比39.5%減の10万台だった。

 このうちプラグインハイブリッドの販売台数は同比737.5%増の1万6000台で、全体の16%を占めた。電気自動車の卸売販売台数は同比624.3%増の8万4000台だった。2月、電気自動車のハイエンド車種とローエンド車種の台数は大幅に増加し、そのうちA00クラスは3万2000台で、純電気自動車に占める割合は39%、Aクラスの17%を加えると小型電気自動車は56%を占めた。Bクラスの電気自動車は前月比13%減の2万9000台、電気自動車に占める割合は34%と好調だった。

 卸売台数が1万台超えのメーカーとして、上汽GM五菱が20,819台、テスラ中国が18,318台、BYDが10,245台だった。テスラの生産台数は23,632台に達し、5000台以上を輸出して好調が続く。

 NIO、理想、Weltmeister(威馬)、Xpeng(小鵬)、Hozon(合衆)、Leapmotor(零跑)などのスタートアップ系メーカーの販売台数も前年同期比で好調だった。メジャーグループの新エネ車販売は明暗が分かれ、上汽と広汽が比較的によく、ベンツ、BMW、アウディなどの高級車メーカーの純電気自動車は量産されているものの、印象的なパフォーマンスが見られなかった


参考記事:https://www.d1ev.com/news/shuju/141532

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