Pony.aiの自動運転事故報告書、米NHTSAが審査

一部のメディアが海外報道を引用したところによると、3月29日、米国道路交通安全局(NHTSA)は、自動運転スタートアップ企業のPony.ai(小馬智行)が自動運転交通事故に対する政府の報告要件を順守しているか、つまり「報告の適時性と正確性」が要件を満たしているかを調査する方針を明らかにした。

カリフォルニア州フリーモントでは昨年10月28日、Pony.aiの自動運転試験車両が右折後に中央車線の道路標識に衝突し、カリフォルニア州は昨年12月に同社の自動運転試験免許を停止した。

NHTSAは、Pony.aiの自動運転ソフトの一部バージョンに安全性の欠陥があるとして、同社にリコールを要請した。Pony.aiは今月初め、自動運転システムのソフトウェアの一部バージョンをリコールすることで合意したが、今回のリコールにはPony.aiの自動運転テスト車両(10台のうちの)3台が含まれている。

3月29日にPony.aiは、同社が「関連する要求を順守するための誠実な努力」に基づき、NHTSAにこの事件を報告しており、プロセス全体を通じてNHTSAと十分に協力してきたことを明らかにした。Pony.aiはまた、同社がソフトウェアを更新し、影響を受けた3台の自動運転車が修復されたことを明らかにした。

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