「滞在48時間」、BYDはコネクテッドシステムDiLinkの効果テストを実施

(BYDのコネクテッドシステム「DiLink」の開発コンセプトは、Androidのエコシステムを完全に車に移植することです)

 インターネットは私たちの社会に深く入り込んでおり、私たちの暮らしを変えている。スマートフォンへの依存度が高まっている一方、運転中気が散りやすくなっているため、車内ネットワークの維持と安全運転の両立について、業界内では未だに良い解決策を見いだせていない。

 BYDは、ユーザーのこのペインポイントに取り込むために、2018年に新しいコネクテッドシステム「DiLink」を発表した。「DiLink」の実力を広く知らせるために、BYDは、6月15日から17日にかけて、「滞在48時」というテストを実施し、車載シーンでスマートフォンの代わりに、自社DiLinkコネクテッドシステムでインターネットとシームレスに接続できるかどうかを検証した。

 テストは、スマートフォンを持たないまま、車内で48時間「生活」することを想定している。BYDは、DiLinkコネクテッドシステムがスマートフォンの機能や操作をすべて引き継ぎ、車内で従来と同じインターネット体験を再現できるかどうか、48時間後には参加者に意見交換を行う予定だ。

BYD DiLinkコネクテッドシステム開発の経緯

2008年、モデル「F6」で初めて自社開発した車載マルチメディアMS8を搭載
2009年、初のスマートキーシステムをモデル「G3」に搭載
2011年、自社開発したコネクテッドカーサービスであるBYDクラウドサービスを「e6先行者」に適用
2012年、世界初の遠隔操作キーをモデル「速鋭」に搭載し、同時に中国初の腕時計型キーを発売
2014年、初めてオープンしたAndroidシステムのクルマであるCarPadがモデル「G5」に搭載し、同年、世界初のスマホ/腕時計のBluetoothキーを発売
2018年、新DiLinkコネクテッドシステムを発表


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/93009

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