BYDとSIXTが提携、欧州のレンタカー市場の電動化を推進

 最近、海外進出の動きが注目されている地場メーカーのBYDは10月4日に、世界有数のレンタカー会社SIXTと提携協定を締結し、欧州市場に新エネルギーレンタカーサービスを提供し、レンタカー市場の電動化への転換を共同で推進し、世界の炭素排出削減を後押しすると発表した。

 両社の合意によると、SIXTは向こう6年間でBYDから、最近欧州で発売されたBYD「元PLUS」を含めて、少なくとも10万台の新エネルギー自動車を調達し、SIXTの顧客にサービスを提供する。

 車両は今年第4四半期に引き渡しを開始する予定である。最初にBYDの新エネルギー車を投入する市場には、ドイツ、イギリス、フランス、オランダが含まれる。

 また、一部の報道によると、SIXTは2030年までに電動化比率を70~90%にする目標を掲げており、BYDは、その目標の達成を支援する予定である。

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