BYD、ハイエンドブランド発表

 過去の記事で、BYDが150万元もする超高級タイプ電動「ガチSUV」を投入すると伝えたが、ついに11月8日、BYDの高級ブランドが発表されたことで、その事実が確認できた。BDYの新しいハイエンドブランド名が「仰望」である。

 企業情報を調べたところによると、BYDは11月7日に深セン市南山区で深セン仰望汽車販売有限公司を設立し、BYDが100%株式を保有し、新エネルギー車の完成車販売、新エネルギー車の電気付属品販売、プラグインハイブリッド専用エンジン販売、充電スタンド販売などを事業としている。

 現在、BYD傘下の製品ラインアップを見ると、自家用向けの「王朝」シリーズと「オーシャン」シリーズは30万以下の価格帯である。もう一つの新エネルギー車ブランド「騰勢」は最下位の騰勢Xの28.98万元から、最上位モデルの騰勢D9の45.98万元をカバーしており、30~50万元の価格帯を押さえている。今回の新ブランドはさらにそのうえの、50~100万元以上の価格帯を狙っているとの見方がある。

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