Pony.aiはトヨタから4億米ドルの投資を獲得し、評価額は30億米ドル超え

2月26日、Pony.ai(小馬智行)はトヨタ自動車から4億ドルを調達したと発表し、自動運転分野では2020年以降で最大の融資となった。トヨタの多額の資金を加えると、Pony.aiの新たな融資総額は4億6200万ドルとなり、評価額は30億ドルを超える。

2019年8月にPony.aiとトヨタは、提携関係を結び、共同で中国国内の公道で自動運転のテスト走行プロジェクトを始めると発表した。トヨタは半年ぶりにPony.aiに投資する形で、Pony.aiの技術とビジネス見通しを評価している。

今回の提携でPony.ai側は、今年の戦略投資の枠組みの下で、双方は提携を拡大し、自動運転技術の共同開発に加え、モビリティ分野でさらなる可能性を模索し、自動運転サービスを提供することで中国社会に貢献していく考えを示した。

2016年12月に設立されたPony.aiは、米シリコンバレーと中国に本社を置き、L4、L5クラスの自動運転技術の開発に力を入れている。2017年4月、Pony.aiは初の自動運転テスト車両を発売した。その後、米カリフォルニア州、中国北京などで自動運転車のテストナンバープレートを取得し、広州南沙市で率先して都市部の公道でRobotaxiを試験的に運営し、中国市場でRobotaxiサービスを提供する初の企業となった。

2019年11月、同社は率先して米国でカリフォルニア初の一般向けRobotaxiサービスを開始した。2019年末までに、Pony.aiのRobotaxiは計7万件以上の注文を実行した。

トヨタのほか、Pony.aiは現代自動車と提携している。両社は昨年11月、米カリフォルニア州南部の都市アーバンで自動運転タクシーサービス「BotRide」を提携し、自動運転タクシー10台を投入している。


参考記事:https://www.leiphone.com/news/202002/k0TkN1eQMMCGfUBB.html

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