ベンチャー系自動車新勢力のLeapMotor、香港市場に上場

ベンチャー系自動車新勢力のLeapMotor(零跑汽車)は9月29日、香港証券取引所で上場し、新勢力ビッグスリーと言われるNIO、Xpeng、理想に続き、4社目となった。

寄り付きで発行価格をブレークし、14.58%安となった。取引開始後も株価は下り続き、一時31%超下落し、最低値は32.2香港ドルとなった。

LeapMotorは2015年に設立され、2019年に新車販売を開始した。NIOなどと異なり、LeapMotorは需要の多い低価格ローエンドEVを投入しており、今年1-8月の累計販売台数は76,563台で、新勢力の中で上位に入った。

LeapMotorの目論見書によれば、2019-2021年、LeapMotorの売上はそれぞれ1.17億元、6.31億元、31.32億元で、複合年間成長率は417.48%に達しており、純損失はそれぞれ9.01億元、11.00億元、28.46億元で、3年間の損失総額は48.47億元に積み上げた。2022年もさらに大幅な赤字が続く見通しである。

ちなみに、これまでNIO、Xpeng、理想の香港上場は、いずれも初日に発行価格をブレ―クし、うちXpengの上場初日の株価は30%超下落した。

1768