恒大汽車、「恒馳5」ラインオフも、先行き不透明

経済誌の「第一財経」によると、1月12日、恒大汽車は「恒馳5」の公式ラインオフプロモーションを発表した。動画は「恒馳5」のプレス、溶接、塗装から組立までのプロセス全体を示している。恒馳5 LXは、ボッシュの中国合弁会社のUAESのモーターを搭載し、最大出力150kW、車体サイズ4725×1925×1688mm、ホイールベース2780mm、NEDCの航続距離は700キロを超える。

恒大汽車がこのほど発表した計画によると、「恒馳5」はAクラスのSUVタイプで、販売価格は20万元以下で、恒馳ブランドの9車種の中で最も低く、価格が最も安い車で、アウディQ3、BMW X1などを競合モデルにしている。現在、中国国内の新エネルギー自動車市場の販売台数は上昇を続けているが、競争も激しく、恒馳5が直面している課題は小さくない。現在、恒大汽車集団は資金難に陥っており、恒大汽車にとって恒馳5のラインオフは投資家向けの非常に重要なメッセージである。

一方昨年後半、恒大グループが経営危機に陥って以来、会長の許家印氏は香港本社ビルの売却、深セン本社ビルの賃借撤退、海南島にある海花島違法建築解体騒動など一連の事件を経験してきたが、恒大のネガティブなニュースは相次いでいる。

恒大グループは、もうこれ以上使える資金がなくなったので、恒馳汽車の将来は不透明になった。


参考記事:https://www.yicai.com/news/101288799.htmlhttps://view.inews.qq.com/a/20220120A08LHZ00

1459