WerideとRoboSense、戦略的提携へ

 レーザーレーダーシステムテクノロジー企業のRoboSense(速騰聚創)と自動運転テクノロジー企業のWeRide(文遠知行)は6月10日、戦略的提携を結んだと発表した。

 RoboSenseは、Hesai(禾賽科技)とともに、国内レーザーレーダー分野における代表的なスタートアップ企業であり、市場志向、即ち製品の量産可能性に注目している企業である。同社第2世代スマート固体レーザーレーダーRS-LiDAR-M1(略称M1)は、高度集積設計を採用し、世界で初めて車載基準をクリアしたプレインストール量産可能な固体スマートレーザーレーダーである。

 広州市や深セン市などでは、RoboSenseの複数の生産ラインがほぼ配備が完了しており、年産能力規模は100万台に達する見通しである。

 WeRideは、世界23都市以上で自動運転の研究開発、テスト及び運営を展開しており、1100万キロ以上の自動運転マイルを蓄積し、SAE L2-L4級自動運転車とソリューションプランを市場に提供し、移動、貨物輸送、清掃などの商業化応用シーンをカバーしている。

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